Green Linkage 第1号プロジェクト
- 2010年09月07日
- イベント
9月1日~5日にかけ、岐阜県高山市の飛騨・世界生活文化センターにて開催された「2010 飛騨・高山 暮らしと家具の祭典」において、飛騨産業株式会社との協働による、Green Linkageの企画・コンセプト展示を行いました。
題して、『杉の家具がつなぐ環境の環 「グリーン・リンケージ」』。
今回の企画としてのパネル展示では、「森を育てる」から「使う」までのつながりと、「使う」ことでまた「森を育てる」という循環を六角形のパネルで表現しました。この循環のそれぞれの過程で、問題や不足している事に対して改善・工夫していかなければ、各過程は連鎖していかず、循環がスムースにいかないことになるのです。
その「Solution/解決策の必要性」の考え方を示しましたので、中にはこんなものも。。。
実質的な解決策は当然必要ですが、林業を“かっこいい”職業として、若い人が就職したいと思えるようにする事も大事、という考えを表現したアート作品です。
家具の展示の中、異質な作品は、多くの人の注目を浴びていました(笑)
それは良い意味で、このような表現が必要であり、効果的となる表れであったと言えるのではないでしょうか。
現代において、国産材が使われにくい原因としては様々な要因があります。
安定供給ができる生産体制をつくる必要もありますし、
安心して生産できる需要が必要でもあります。
「卵が先か、鶏が先か」の世界ですが…
国産材の需給の底上げのためには、「使う」ことの重要性を社会全体で認識する必要があります。
その意味でも、インテリア家具の果たす役割は大きいのです。
飛騨産業は、「森のことば」や、イタリアの工業デザイナーであるエンツォ・マーリ氏とのコラボレーションによる「HIDA」といったシリーズをはじめとして、国産杉材を積極的に用いたインテリア家具の製造・販売を進めています。
飛騨産業は、独自に開発した“杉の圧縮”技術を用いることで、家具には不向きとされてきた杉を、家具に用いる事に成功しています。今回の展示では、さらに新作家具や器などの製品も展示し、これからますます杉を用いた製品が増えていく事になりそうです。
グリーン・リンケージでは、国産材を使おうと考えている家具メーカーを応援します。
<パネル展示の様子>
<杉の家具・製品の展示の様子>
この製品も杉の圧縮技術により作られたものです。圧縮と同時に成型できる技術は、木目を生かした製品ができるメリットとともに、製造工程を減らし、製造コストを抑える事にも繋がります。
杉の木目の美しさと、岐阜の伝統工芸である漆塗り(春慶塗)が見事な器に仕上がっています。
このように、技術は伝統文化に革新を与えつつ発展させていく事ができるのです。
商品に関するお問い合わせは飛騨産業株式会社までお願いします。













